3syk × ugazin / Senor Perfecto アルバム リリース 対談!


1990年代のミクスチャー黎明期において、6年間の活動期間を駆け抜けたSenor Perfecto(セニョールペルフェクト)。Best Album「Mangia!Canta!Urla!」配信を記念して 3syk とリマスタリングを担当した ugazin の対談が実現。旧知の仲である彼らが今作のリマスタリングを通じて感じた思いの丈を聞ける貴重な対談となっています!


interview by 齋藤泰人(Hooky Records)

2021.10.22


 


ー どのような縁で二人は出会ったのですか?



ugazin 僕がまだ 14fourteen というバンドをやってた駆け出しの頃、まあ先輩バンド観に行こうっていうので、Missile Girl Scoot (当時TACOSS)を観に行ったんですよ。そこに セニョールペルフェクト が出てて、「このバンド、カッコ良くね?」って。当時「ちゃんと勉強したい、先輩のステージから学ぼう」みたいな気真面目な青年だったので、本人たちに声かけに行ったんですよね。「次のライブいつですか?」みたいな。そこから縁が始まって、後に普通のバンド仲間みたいな感じで仲良くしていただいて。 で、ミュージシャン同士ってお昼のバイトがあるもんじゃないですか。それでお互いコールセンターで働いてるっていうのが判明して、お昼のお仕事関係でも関係ができていってっていうような流れで、随分長いお付き合いが元々あったよっていう。



3syk もう、かれこれ20年ぐらいですよね。



ugazin 20年ぐらい。僕19の時だから、もう25年とか。



3syk そうですね。セニョールペルフェクト やってる時に、それこそデモテープを貰って ugazin がやっているバンドを認識したんですけど、セニョールペルフェクトを解散した後も、いろんなイベントとか企画でやっぱり顔を合わせるし、ugazin って目立つから声掛けやすいんだよね(笑)。「おぃーっす!」とか言って(笑)。



ugazin (笑)。



3syk セニョールペルフェクトを解散した後に laugh×tough というバンドを始めるんですけど、laugh×tough の二人目のドラムが ugazin がやってた 14fourteen のドラムだったんです。あとは ugazin 界隈の仲間だと 江川君(a.k.a. たかし 現allizdog ex.空手コンドル) だったりとか、やっぱこう、どんどん顔見知りになっていって。ライブの企画とかをやったりすれば、お互いのバンドが出演するので、当然打ち上げで呑んだりかとかっていうのがずっと続いてました。なのでお互いに旧知の仲って感じですよね。そこからしばらくしてugazin は デブパレード でメジャーデビューをして、そこにはドラムの TAHさん(ex.GQ06) がいたり、それこそ COYASS(E.P.O ex.デブパレード ex.洪水) がラップしたりで、結局誰かしらがずっと繋がってるところに僕等も居たっていう、そういう繋がりですね



ー 同じ界隈に居たってことですかね。



ugazin そうですね。なんか「中距離」でしたよね(笑)。そんなに近距離じゃなかった。しょっちゅう対バンしてたかっていうと、多分対バンの回数は4,5回なんじゃないかな。



3syk うん。あとね、ugazin がコピーバンドの企画とかもやっていて、観に行ったりとか出させてもらったりっていうのと、大抵誰かがやったライブをそれぞれ観に行って、帰りに下北沢でちょっと呑んだりとかいう感じですね。それで僕がちょっと音楽から離れ始めたタイミングがあって、わりと仕事にシフトしていった時代なんですけど。 ugazin も同じ業界で仕事してるのを知って、どっちかっていうとそっち側でのやり取りが多くなって、そういったお仕事関係の繋がりとしても、ずっとコンタクトを取るような仲になっていってね。そこからは結構濃いですかね。転職先まで紹介してもらったし(笑)。



ugazin 同僚なんです(笑)。





3syk 一緒の会社で働いてるからコミュニケーションも凄いとっている。直近で言うと僕は Mellow Monk Connection とかで音楽に携わってるし、ugazin は 自身の名義でDTMの領域でめちゃめちゃ曲をリリースしている。お互い最新の音楽を最先端の技術でちゃんと作ってるので、そういう意味ではいつも情報交換する仲っていう感じです。



ー そこから、今回のオファーに繋がった感じですか?



3syk それで言うと ugazin と一緒にデモトラック作る機会がありまして。「こんな機材持ってるんですよ」というやり取りをしている中で、ちょうど セニョールペルフェクト の過去音源をですね、このタイミングで世に出したら面白いかな、っていうアイデアが僕の中にありました。ただそれをそのままリリースするのは、ちょっと音質と言うか、そもそもクオリティとしてどうなんだろう?と思った時に、「あー、これ ugazin に相談してみよう」と思って、「こういうのがあんだけど」っていう話をしたら「それちょっと、なんか俺できるかもしれない!」って凄い良い感じでレスポンスが帰ってきて、試しに頼んでみたらなんか凄いクオリティになって返ってきたっていう、そんな依頼の仕方です。なかなか雑な依頼の仕方してます(笑)。



ugazin わりとその辺はインタラクティブだったと言うか、僕が今の自分の会社に 3syk を紹介して入社してもらったような形になってるんですけど、そうすると「もともと知り合いの方なんでしょう?どういう音楽やってた人なの?」みたいなのって聞かれるんですよ。 そういう時に僕は セニョールペルフェクト の音源を聴かせたいんだけど、どこにもリリース音源が無いから聴かせられないんです。 そういう文脈で、3syk の思惑とは別口で僕も セニョールペルフェクト の音源とか、そういうかつて僕がシビレたカッコいいバンドの音源がサブスクで聴けない、っていうことに対してはずっと憤りを感じていて、3syk にも文句言ったりしてたんです。 これは、自分のバンドも含めてなんですけどね。やっぱ デブパレード 含めて自分が今までリリースしてきた音源ってSONYリリースだったのもあって、ほとんどサブスクで聴けないんで、あの辺のアーカイブを綺麗にしていきたいっていう強力な欲があったんです。 そんな感じで、僕の印象ではどちらから言い出したとかでもなくという。



3syk そうですね。ちょっと振り返ると、僕が セニョールペルフェクト の過去音源をデジタル配信しようと思った切っ掛けみたいなところはさっき ugazin が言ってくれた通りなんですけど、確実に「よしやろう!」と思った理由としては Bonkin' Clapper と コーガニズムオーケストラ が過去音源をデジタル配信したんですよね。あと Hooky Records で NEVERFEAR の過去音源もリリースされた。それぞれ音質も当時のままだし、「お!そのままデジタルで出すんだ!」っていう驚きがあって、「それならセニョールの過去音源も作品として耐えられるんじゃないかな?」っていう淡い期待が生まれたんです。そんな話を ugazin としてた時に Apple Music だと6曲以下だとアルバムにならないっていう話を聞いたんですよ。「なるほど、そうなのか」と。「そうすると、ちょっと曲数が足りねぇな」と思って。そんな時に僕が自分でアーカイブしてる過去のライブ音源が、ライン録音で録ったやつなんですけど、比較的良くできた演奏だったのでugazin に「これなんとかなんねぇかな?」っていうのを相談したら「ちょっとマキシマイズとか含めてやったら普通に化けるかもしれない」って、彼が言ってくれたので「じゃあ、ちょっといじってみてよ」って、トラックのデータを渡したのが事の顛末です。それで ugazin が軽く作業してくれたデータを返してもらったら、これがびっくりするぐらい音圧も上がってるわ、音像はクリアになってるわで。「いったい何やったんだろうこの人?」って驚いて。それでメンバーにすぐ連絡取りました。過去のデモ音源にライブ音源もコンパイルしたアルバムをデジタル配信しよう!と。それでゴーサインが出ました。





ー 音源を聴いた時に、ライブ音源とレコーディング音源の違いが無いぐらいのクオリティになっています。具体的にどうやって成し遂げたのですか?



ugazin 作業としてはですね。音をローとミッドとハイとサイドに分けて、それぞれの音圧を大体同じぐらいにしていくっていう作業をしたんですよね。昔の音源ってサイドの使い方が今と違うので、今風にしてあげるんです。 そこを調整してみると、音圧に余裕があるパーツが見つかったりして「あ、じゃあここにリバーブかけちゃおー」とか。音がゴミゴミしてないパーツが見つかったら「そこに倍音足してみよー」とか、割とアーティスティックというか、いたずらというか、遊び感覚で入れていくっていうのを都度やってみたらいい感じになったっていうとこです。 そうやって一曲一曲の聴き応えみたいなところをそれぞれ引き上げるんですけど、今作は比較的ちゃんとしたレコーディング音源と、ライブ音源と、そして荒いデモテープが混在してたので、レベル差がすごくて、そこを調整するのはもうすごく大変でした。



3syk マジで驚きましたね。今回の8曲の内訳を説明すると、きちんとレコーディングスタジオでエンジニアとミキサーがついて録音したという音源。次に自分達でスタジオに入って デジタルMTR を使って素人がミキシングをして、そのままパッケージにしてデモテープとしてリリースした音源。最後はライブをやるときに PAさん がラインで録音してくれた音源。全部で三つのパターンがあったんです。この保存状態もクオリティも全然異なる三つのパターンの音源を、同じレベルで聴けるところまでマスタリングしてくれたという事で、彼はとんでもない仕事をしてくれたんですよ。最初僕も「これどうやったんだろう?」っていうのは、ちょっとわかんなくて。さっきの ugazin の説明を聞いてようやく理解できたんだけど、一つのデータを三つとか四つにコピーするんですよね。



ugazin そうです。



3syk それで、さっきのハイをめちゃめちゃカットするとか、ローをめちゃめちゃ上げるとかっていうので、分けたデータ群をそれぞれコントロールして、それをまた一つにまとめるという物凄い錬金術をやってくれたわけです。ヤバイ!天才か?と思いました。通常のリマスタリングっていうのは、そもそもトラックデータがきちんと残っていて、そのトラックをイコライジングしたり音圧かけたりとかっていう手法なんですけど、今回僕が持ってたのはその2mixのデータだけだった。いわゆるミュージックデータ。これ何て言ったらいいんだろうね、名前つけるとしたら何ていう手法なんだこれ!?



ugazin これは何なんですかね(笑)。



3syk これイノベーションだと思うんだよね。



ugazin まあ、名付けるならやっぱりリマスタリングなんですけどね。キックばっか聞こえるトラック、ベースばっか聞こえるトラックみたいなのを一個一個作って、それのバランスをとったので、ちょっとミックスに近い感じです。



ー もとは1トラックだったものを分けて、修正して、また組み立てるっていうことすね。理解できました(笑)。やってみて気に入ってる曲は何ですか?



ugazin 元々、ちゃんとレコーディングスタジオで録音されてたのが ”バッグパッカー” と ”一通HELL” なんですよね。この2曲は本当に セニョールペルフェクト らしい曲なんですよ。単純に好きか嫌いかで言ったらこの2曲がやっぱり好きです。レコーディングのクオリティも結構良かったので、そこからさらにもう一段階クオリティ上げるのに苦労しました。 ただ、思い入れがあるのは ”Assign” とかですかね。一番デモの音源の状態が良くなかったので「これを ”バッグパッカー” の前に置くのか〜」みたいなところで、レベル調整がすごい大変だったから(笑)



ー はじめから曲順が決まってたんですか?



ugazin 渡された時には多分この曲順にしたいんだろうなっていう形になってたから、最初に ”Assign” か〜って思って苦労したんで記憶に残ってますね。



3syk 一番化けたのはやっぱ ”Assign” と ”Stay or Go (feat. TO-Ka)” かなと思っていて。というのも、スタジオで安い機材、その当時でいったら結構高かったんですけども、今ほど良くない機材で録って、しかもそれをマスタリングはしないで、そのままミックスダウンしたやつをテープに入れて最後の解散ライブで配った音源なので、やっぱりちゃんとした手が加わってない。しかもそれがデジタルデータとして保存されちゃっているんで、やっぱ音質的に厳しいものがあった曲なんですよ。でも ”Assign” と ”Stay or Go (feat. TO-Ka)” に関しては ugazin の錬金術で全然違う曲になってる。これは驚きですね。個人的には最も聴き応えがありました。あとビフォーアフターでメンバーが驚いていたのは ”バッグパッカー” ですね。”バッグパッカー” って結構しっかりとレコーディングした音源と、さっき言ってもらったんですけど、ギターの被せだったりとか、その響きみたいな所っていうのを当時は意識してやってたんですけど、結局デジタルデータで保管してたものっていうのは、その広がりみたいなものって一切なくなってて、結構平坦な感じの音像だったんですよね。それが立体的に鳴ってたっていうで、みんなめちゃめちゃ喜んでいて「凄い!何なんだこれは!?」って言ってましたから、"バッグパッカー" は凄くなってますね。



ugazin 僕が最初にセニョールをライブで観たときの印象、やっぱり ”一通HELL” と ”バッグパッカー” が残ってるんですよ。最初に観た時って多分90年代末期だったと思うんですけど。あの当時のシーンってラップが上手い人めちゃめちゃ少なかったんです。

ミクスチャーは流行ってたんだけど、まともにラップやることを避けてちょっとハードコア寄りに逸れてるバンドが多かったんですよね。そういうのも凄く好きだけど。 そんな中、真っ向からラップしてる人達っていうのが極少数いて、それが集まってたイベントがあったんですよ。TACOSS とかセニョールペルフェクトとかが出演したイベントが 渋谷屋根裏 だか 渋谷CYCLONE だかでやってて。僕、元々ヒップホップも多少は聴く方だったから、もう観てすぐに「あ!この人絶対 スチャダラも 好きだ」っと分かって。そういう聴き取りやすいラップが、ラウドなサウンドに乗ってるっていうのは誰かがやっててもおかしくなさそうだったんだけど、当時あんまりいなかったんですよね。それが ”バッグパッカー” とかにはすごく如実に出てて、当時のセニョールペルフェクトの魅力っていうのが詰まっててですね。この中でキラーチューン然としたトラックじゃないかなと思いますね。


3syk 今振り返ってみると、確かに セニョールペルフェクト ってハードコアとかハードミクスチャーみたいなところにめちゃめちゃ憧れを持っていたんだけれども、そこになりきれなかった、みたいな感じのバンドだったんですよね。今振り返って聴いてみると、これはこれでめちゃめちゃ「個性」だなと。ugazin が言ってくれたように、ポップなテイストのラップが、ハードロックだったりファンクだったりみたいな楽曲に上手く乗っかっていて、ノリもあるっていうのは、今にして思うと特徴的だなっていう、ある種「特異なスタイル」だったんだろうなと思いましたね。





ー 今回、こうやって一緒に作業する機会があったわけですけども、今後二人でやってみたい事ってありますか?



ugazin 実は既に仕込み済みでですね。僕のソロプロジェクトがここ4,5年かな?インストものをずっとやってたんですけど、そろそろ歌ものもやろうと思ってまして。 実は既にレコーディングは始まっていましてですね。フィーチャリング 3syk っていうことで年内にはシングルが出せるかなというやつが進行しております。



ー えっ!知らなかった。なんか前振りみたいになっちゃいましたね(笑)。



ugazin 有難うございます(笑)。



3syk レコーディングに参加させてもらって思ったんですけど、ugazin のソングライティングってすごい緻密なんですよ。カッチリとした音楽理論で構築されている部分と、理論だけじゃなくてちゃんとグルーヴ感とかノリだとかっていうヒューマンタッチな部分を、こう、かなり高いレベルで融合させる作曲をしてる。DTMがベースなんですけど、生楽器もいろいろ仕込んでる。彼はチェロも弾けるので、そういう弦楽器のアレンジとかも素敵に盛り込んであるトラックがあったんですよね。一方でバキバキの これぞDTM! みたいな曲もあって、すごい多面的なんですけど、ソングライティングのクオリティはめちゃめちゃ高いなって思いながらラップを乗せさせていただきました。結構ハマったんじゃないかなと思います。





ー 音楽ファンへメッセージをお願いします。



3syk 自分の中で新しい体験が出来たなと思っていて、単純にその過去の音源を出すというよりは ugazin みたいなプロフェッショナルにきちんとお願いすることで、楽曲が再構築されるっていう経験ができたのが僕はめちゃめちゃ楽しかった。それによって蘇った20年前の楽曲が、アーカイブとして思い出した時に聴ける環境を提供できるっていうのは凄くいい切っ掛けになったかなと思います。それを基にですね、またちょっと新たな セニョールペルフェクト を作っていこうっていう、そのアクションへの第一歩になったんじゃないかなと。なので、まずは懐かしんで、そしてこれからに期待していただければ!というところです。



ugazin 今回やってみて気付いたんですけど、ちょうど セニョールペルフェクト の音源って90年代末期から2000年代の冒頭にかけての音源なんですよね。この頃ってCD-R を配る習慣がまだなくって、ツールはデモテープだった。で、今カセットデッキを持ってる人ほとんどいません。録音ツールも ADAT が主流だったんですけど、今 ADAT 再生できる機械持ってる人って、ほぼいません。だからその当時の音源って結構な割合で死んじゃってるんですよね。 その、「歴史の中に埋もれてしまってる音」を発掘していくことにすごく価値があるなと思いまして、ちょっと今回の件で味占めてですね、ADAT とカセットデッキを買いました。(笑)今後はこういうことを一つの商売にしていこっかなっていうことを思っています。昔のデモテープを再発したいというリクエストがありましたら、私いつでも承りますのでよろしくお願いします(笑)。



3syk 新しいビジネスが見つかったっていうのは、冗談とも言い切れない所がある。本当に ugazin の言う通りなんですけど、カセットデッキがなくなっちゃって、もう聴けない音源とか世の中に結構な数があって、じゃあそれをデジタル配信しようって思っても結局モノがないと出来ないんですよね。でも今回 セニョールペルフェクト が ugazin にやってもらった作業は、マスタートラックがなくても、やりようによってはデジタル配信に耐えうるトラックに作り変えられることを証明した事になります。そして ugazin が ADAT 買ったので、ADAT でトラックデータが残っていれば、もっと高品質でリリースできるぞ、っていうのが今回の学びですね。



ugazin ミックスし直すことが出来るんで ADAT を持ってれば、完全にデータ化して割と高品質なものにしてお返しするということができます。



3syk 同じ界隈の仲間たちには、今回のセニョールペルフェクトのデジタル配信を聴いて「お、じゃあ俺もややってみよう」っていう風に思っていただけたら ugazin に連絡して欲しいと思いますし、僕もそうやって生まれ変わった昔の音源を、やっぱり当時を懐かしむじゃないですけど、現代の音楽を聴く環境で最適化された音で聴きたいなと思って、なんかそういうアーカイブ発掘みたいなものがどんどん広がってくるといいなと思います。


ugazin 今の 3syk と、今回リリースされる音源に収録されてる20代の 3syk って、もう別のアーティストなんですよね。これ僕も自分の音源の中でちょっとセルフカバーしよっかなって思ってたやつあるんですけど、実際やっぱ久しぶりに聴き直してみると、もうそこに封入されてる声って二度と出ないやつだったりするんですよ。勿論、新録して新しい音楽を作っていくってことはすごく素晴らしい事なんですけど、あの時代にしか存在しない音ってのもあって、それを掘り起こすことには価値があると思った。 思わぬところで「こういう楽しみ方があるんだな」っていうのを見つけられちゃったのがすごく楽しかったんで、それを特にあの当時ライブハウスに足を運んでたような方にはぜひ聴いて欲しいなと思っています。



3syk そうですね。デッドストックというのか、ビンテージストック というのか分かんないですけど、そういう新たな楽しみ方が今回できるんじゃないかなと思います。



ugazin 僕なんかセニョールペルフェクト好きで過去にライブは観てるんですけど、実はデモテープ持ってなかったので、ちゃんと録音されたやつ今回初めて聴いたんですよ(笑)。「そうそう、こうだったこうだった」っていうのがミックスしてる最中もすごい聴いていて楽しくて、聴いてくれた皆さんもその懐かしさだったりとか、もしかすると セニョールペルフェクト 知りもしない人達にとっても斬新な音像に聴こえるかもしれないなーって思うので、是非いろんな人に聴いてほしいなって思います。



3syk 確かに聴いた時にその当時の雰囲気のまま、今のクオリティになっていると思いましたそう言っていただけると「天才」依頼した甲斐があったなと思いますよ(笑)。ugazin に頼んだ時点で「勝ったな!」的な。



 


3Syk

1994年、セニョールペルフェクトのフロントマンとして音楽キャリアをスタート。独特な詩表現による日本語RAPを得意とし、黎明期のインディーズ・ミクスチャーシーンにおいてユニークな印象を残す。2000年にセニョールペルフェクトを解散した後はlaugh-toughやパンダ・ジャンキーといったバンドなどでも活躍。セニョールペルフェクトは2006年に活動を再開。2015年からMellow Monk Connectionに参加し、不定期活動をマイペースに継続中。プライベートではIT企業で働く傍ら育児スキルの底上げに日々心血を注いでいる。音楽と本と珈琲と酒を好み、ゲームとガジェットを何よりも愛している。全方位に張り巡らされた異常に感度の高い彼のアンテナは、日々SNSで確認する事ができる。


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ugazin

2000年に14fourteenのギタリスト/メインソングライターとしてSONYよりメジャーデビュー。

翌年に同バンド解散以降、SOULDRIVE、MONGHANG、コロバ・ミルク・バー、GOOD BOY JABなどのバンドにて活動をおこなう他、楽曲提供やプロデュースワークも多数手掛ける。

2008年にデブパレードのギタリストとして再度メジャーデビュー。NARUTO疾風伝のEDソング「バッチコイ」をリリース、サマーソニック2008やHEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMPへの出演など多彩な活動をおこなう。

現在は、ソロ名義にてDTM作品を多数リリースし、クラブミュージックに傾倒しながらも独自の音像を追求している。


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