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A.O. / シングル リリース インタビュー!


類稀なる才能を持ち、努力を惜しまずにネクストステージを見据える次世代ラッパーA.O.(エーオー)。3rd Single「Stuck in a Maze」リリースに併せてのインタビューです!

​interview by 齋藤泰人(Hooky Records)

2019.12.16


 

ー 本日はよろしくお願いします。

A.O. A.O.です。よろしくお願いします。

ー 確か愛媛県出身でしたよね?

A.O. はい、そうです。

ー どういった経緯で上京(現在は東京を拠点に活動中)を?

A.O. 大学進学です。

ー どんな子供時代でしたか?

A.O. とりあえず何でもやってみる子供だったと思います。「触ると熱いよ」って言われても自分で確かめてみるまで気が済まないみたいな。

ー 何がきっかけで音楽が好きになったのですか?

A.O. はっきりとは覚えてないですが、最初は ミスチル とか スピッツ 聴いてて、そっから色々聴きだしたからだと思います。父親の車の中では Bad Religion とかが流れてましたし。

ー 特に強く影響を受けたアーティストはいますか?

A.O. ほとんどロックしか聴いてなかった頃は特にLinkin ParkとFoo Fightersですかね。ヒップホップに関してはTuPac等、正直数えきれないです。先日、リリースした"Fiend" という曲の中で影響を受けた人の名前を色々出してるので、それを聴いてもらえたらと思います。



ー 何故、アーティストになったのですか?

A.O. 音楽が好きすぎたからだと思います。他にやりたいこともなかったですし。

ー いつぐらいから音楽活動を?

A.O. 最初はラップはほとんどやってなくて、バンドでボーカルをやってたんですが、きちんと自分で自分のオリジナルを作ってバンドをやるってのは大学に入ってからですね。曲を作ってメンバーに渡して、スタジオで練習して、レコーディングして、ライブでやるっていう感じです。メンバーが抜けたらまた別のメンバーを見つけてっていう、ほとんどそれの繰り返しです。

ー ラップに傾倒したのは何故ですか?

A.O. なんででしょうかね、、、。僕も分からないです(笑)。バイト先の友達に教えてもらって、徐々に徐々にヒップホップを聴くようになって、気づいたらヒップホップばかり聴くようになったって感じです。ロックよりも自由を感じたんですかね。

ー 「バンドのボーカリスト」と「ソロ活動のラッパー」だと活動の仕方は違いますか?

A.O. 全然違いますね。バンドの場合は曲ができても、一回メンバーに渡してそこでの反応次第でその曲をバンドでやるかどうかが決まるんです。なので、自分ではいいのが出来たと思ってもボツになることは少なくないんです。ソロだとそこのジャッジを全て自分でやるので、1人で完結するっていう点で、良くも悪くも身軽になったと思います。レコーディングも1人で出来ますし。

ー レコーディングはどのように?

A.O. バンド時代はエンジニア付きのレコスタで録って、ミックス・マスタリングもお願いしてました。ソロになってからは、自分でレンタルスタジオで録って、ミックス・マスタリングも自分でやってます。

ー 今回リリースされた "Stuck In a Maze" も同様にですかね?

A.O. ​同様です。



ー 出来栄えはいかがですか?

A.O. ​なかなか良く出来たと思います。日本語を使った曲のリリースは人生初です(笑)。

ー 英語でのラップに強い思い入れがあると思っていたので日本語でのラップには驚きました。どのような心境の変化ですか?

A.O. ​こんな事いうとまた色々な人から反感を買うかもしれないですが、僕は日本語のリズム感が単純に好きじゃないので、ずっと英語を使ってたんです。ZARD とか 中島みゆきさん とかの歌詞での日本語の使い方は好きなので、もちろん例外もありますが。。。でもやっぱり基本的に日本語だと歌やラップがのっぺりしちゃうんです。

ー はい。

A.O. ​僕に日本語でやってみたらいいんじゃないって言う人も、ロクに英語を話せない人達ばかりで、あまり聞く耳を持ってなかったんです。ただ、ある時アメリカに長年住んでてきちんと英語を理解して、ヒップホップに携わってる日本人から、日本語でもやった方がいいよって言われて、それは大きな理由の一つですね。

ー その方は何故、日本語ラップを薦めたと思いますか?

A.O. ​

より日本人に聴いてもらう為だと思います。あくまで日本語ラップは愛情があってやっているというよりは、僕はどこかビジネスの感覚で日本語でラップをやっているように考えている節もあります。

ただ、まあ母国語は普通に日本語なので、日本語でラップを考えるのも全然楽しいですけどね。

ー 実際に日本語でラップしてみてどう感じましたか?

A.O. ​別に技術的に難しいことは今回は特にしてないので、レコーディングはスムーズに行きました。内容面は、簡単な言い回しと小難しい言い回しのバランスをとって、自分の言いたいことが伝わるようにトライしたんですが、割と歌詞を書くのが楽しかったですね。



ー フィーチャリングなどに興味はありますか?

A.O. もちろんあります。ただ、ラッパーの曲で客演する時は勝負感覚になっちゃうと思うので、ジャズとかR&B、ロックの曲で客演する方がいいかなとは思います。

ー 音楽以外でチャレンジしてみたい事は有りますか?

A.O. あくまで音楽が第1優先ですが、もっと本読んだりチェス覚えたりしたいです。

ー 最後に今後の予定を教えて下さい。

A.O. ​とりあえず曲作りまくって、ライブしてを繰り返してファンベースを広げていきたいですね。出来ることなら、ビートメイク、Mix、MV制作等、自分でできるものはこのまま全部自分でやり続けてセルフプロデュースしていきたいです。



 

A.O.

1995年生まれ、愛媛県出身ラッパー兼トラックメーカー。生バンドにヒップホップを取り入れたヒップホップ・バンド"King For A Day”で活動後、”A.O.”名義でソロデビュー。様々な音楽性を取り入れ、特にEast Coastのラッパーに影響を受けたという詩的な描写を得意とする。東京を活動拠点としながら、英語と日本語を織り交ぜたラップでワールドワイドな活躍を目指す新世代のラッパー。


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