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yoshiken & 4v8 / TRAVE ミニアルバム リリース1周年記念 インタビュー!


衝撃的な1st Mini Album「FIVE LOW」でラウドロックファンを歓喜させた、千葉ベイエリア発ラウドロックバンド『TRAVE』。そのサウンドの要となるギタリスト二人にインタビュー!

​interview by 齋藤泰人(Hooky Records)

2019.08.22


 

ー 今日はよろしくお願いします。

4v8 はい、TRAVE の下手ギター担当の 4v8 です!

yoshiken 上手ギターの yoshikenです。

ー 1st Mini Album「FIVE LOW」のリリースから早いもので一年半経ちましたが振り返ってみてどのような作品ですか?

4v8 ホントに素晴らしい作品に仕上がりましたね、他人事見たいな言い方ですが(笑)。Studio NESTのナオキさんには感謝ですね。

yoshiken もう一年半経ったんですね。「FIVE LOW」はTRAVEにとって初の全国流通でしたし、曲作り、編曲、レコーディングなど、めちゃくちゃ気合い入れて完成させたアルバムなので、とても思い入れ深い作品です。

ー 今でも聴いていますか?

yoshiken 「FIVE LOW」は今でも聴いてますよ。車の中で聴くのが多いかな。今の時代、CDが手元に無くてもスマホで聴けちゃうんですもんね(笑)。たまに聴くと、今だから気付く事があると言うか、「もっとこうすれば良かった」とか、「次のレコーディングはこうやってみるか」とか次のレコーディングに役立ちそうなアイデアも出てくるんですよ。「FIVE LOW」も当時、全力を出し切って作った作品だし、思い入れが強いので、定期的に聴いちゃうんですよね。

4v8 俺も聴いてますよ!「あーTRAVEカッコイイなー」って他人事のように(笑)。でも「FIVE LOW」がカッコイイだけにTRAVEはライブを体感して頂きたいのが一番だと思っております!音源なりMVなり少しでもTRAVEに興味を持って頂けたなら我々のライブを観に来て頂きたいです!!なので先ずは「FIVE LOW」を聴いて頂きまして、TRAVEのライブではしゃぎましょう!ホントライブはカッコいいから!MC以外(笑)。





ー ここからはギターについて聞いていきたいと思います。お二人のパートはどのように役割分担してますか?

4v8 大まかに言っちゃえばyoshiken君がリード多目だよね?俺がバックに徹する感じです。もっと大まかに言っちゃえば面倒くさいパートがヨシケン君、俺は楽してます(笑)。まぁ、我々はハモる事も多いですけどねー。

yoshiken そうですね、4v8さんがバックで刻んで、俺が上物を弾く。いつの間にか自然とそんな振り分けになってました。俺は細かくて面倒なの弾くのが好きなんですよ(笑)。ハモリに関しては4v8さんが必ず主旋律を弾いてます。これもいつの間にか決まってましたね。

4v8 うん、主旋律よく分かんないけどね。でもyoshiken君とハモるパートって気持ち良いよね!リハでハモる時、気持ち良いんですよ!あっ!yoshiken君、俺を求めてるんだなって。しかしyoshiken君、最近ピッチシフターなエフェクターに浮気気味で嫉妬を感じております。リフのハモりもTRAVEの聴かせポイントになってるんじゃないかと、、、。上からでゴメンなさい(笑)。

ー ヘヴィなリフはTRAVEの個性になっていると思いますよ。

yoshiken ありがとうございます。ヘヴィなリフ、サウンドに関してはバンド結成時から一貫していて、それを軸に曲を作り上げているんです。メンバー全員の共通点はヘヴィなのが好きって事でしたから。だから曲作りもリフをまず先に作ってメンバーに聴いてもらって、サウンド面も含め、良いか悪いか、もっとこうした方が良いとか、意見を聞く事が多いんですよ。リフって楽曲の基本って言うか、印象的な部分でもあるから、そこは大事にしてます。まあ、4v8さんに聴かせると絶対に「いいね!いいじゃん!」しか返ってきませんが。たまに不安になります(笑)。

4v8 いや、yoshiken君は現場(リハーサルスタジオ)でポンポンとリフが出てくるのよ、ホント引出しが多いよね〜。俺には真似出来ません!

yoshiken でも、難しいリフでも4v8さんはサラッと弾けちゃうので頼もしいです。逆にリフを考えた俺がスムーズに弾けないっていう。

4v8 最近、TRAVEの曲も難しくなってきてるよねー。俺もスムーズに弾けない。ギター持つ位置上げたもん(笑)。




ー リフからはどのように曲が出来上がるのですか?

yoshiken リフが完成したらその先の全体を想像すると言うか、俺の場合はライブの演奏シーンを思い浮かべながら順々に作っていく事が多いかな。ここはギターが前に出て頭を振る場所とか(笑)。サビ前はリズム隊をタイトにとか。サビなんかは特にボーカルのイメージが最優先で、kabuさんが映えるようにしてます。音源でもライブでも主役はボーカルだと思ってますから。でもその中で、メンバーそれぞれの見せ場って訳じゃないけど、その点も含め、とにかくライブをイメージして出来上がっていきます。

ー 新曲は出来ていますか?

4v8 ガンガン出来てきてますよ!覚えきらないくらいにね!さっきも話したけど、どんどん難しくなってきてるから練習のはじめの方は復習からはじまります(笑)。

yoshiken そうですね、ガンガン!出来てきてます。前作の「FIVE LOW」がミニアルバムだったので、次はやっぱりフルアルバムを出したいって思っていて、そうすると必然的に曲数も必要ですし、せっかくだから色々な事にチャレンジしてみようかなと。今までのTRAVEらしさを失わず、でもこんな感じのやった事ないよね?みたいな。曲によってはかなりの新鮮さがあるかと思います。4v8さんは忘れちゃうってだけで、思い出せば全然弾けちゃいますよ!

ー 新作でガツンとしたギターを楽しみにしてますよ!

4v8 楽しみに!してますよ!yoshiken君!

yoshiken お任せください!新作で俺と4v8さんがガツンと引き倒しますから(笑)!お楽しみに!!

4v8 俺もかい(笑)!





ー ギタリストとしてのルーツを教えて下さい。

4v8 俺は中学2年のときにJ(S)Wの森純太さんに憧れてギター始めたんですよ、でも中学3年の年末にたまたまBayFMのPOWER ROCK TODAYで流れてきたMetallicaを聴いてクッソ衝撃受けまして。それ以来メタル一辺倒ですよ。今思うとそこから人生変わった、、、ていうか人生の間違いの始まりだったかもですが(笑)。スラッシュメタルから様式美なメタルまで、イングヴェイみたいな早弾きも頑張って練習してましたよ。今じゃ考えられない位に。

yoshiken ギターを始めるキッカケになったのは布袋寅泰さんですね。中学生の時にテレビで見て。もう衝撃的でした。俺もこれがやりたいって。すぐ安いギター買ってめちゃくちゃ練習しましたよ。でも周りに教えてくれる人もいなかったし、今みたいにネットって言う便利なツールが当時はなかったから、ほとんど自己流でしたけど。洋楽とかメタル系を聴くようになったのはTRAVEメンバーと出会うほんの数年前と、少し遅かったので、俺も中学生の時にPOWER ROCK TODAYに出会いたかった(笑)。

ー POWER ROCK TODAYは自分も聴いてましたよ。伊藤政則さんのですよね?

4v8 そうです、まだ現役で頑張ってますよ、マサ伊藤さん、よく考えると長いなーあの番組。

ー ギタリストとしてお互いをどう見ていますか?

4v8 TRAVEって言えばヘヴィですけどyoshiken君はホント幅の広いギタリストだと思いますよ。しかも深いんだよ。色んなジャンルを吸収するって言うの?あと音作りの探究心がハンパ無いよね。TRAVEの曲もTRAVEの音もほぼほぼyoshiken君から生まれてると言っても過言じゃ無いんだよ。ヘヴィ系ギタリストじゃなくてホントにギターが好きなんだなーってよく思います。その姿勢はホントに世のギタリストは見習った方がいいよ!!あっ!俺もな(笑)!

yoshiken ギタリストとして、、、ですよね?4v8さんは一言で言ってしまえばメタルギタリストなんです!速いピッキング刻みが抜群ですね。特にダウンピッキングで弾いてる時はいつも凄いなって思ってます。レコーディングでも速いフレーズ部分はいつも頼ってしまいますし、プレイヤーとしては本当にリスペクトしてます。あとメンタルが強いのかな。ライブ当日に機材トラブルがあっても全然動揺してないような気が(笑)。俺だったら不安要素が消えるまで集中できないけど。以前、4v8さんのアンプからノイズが鳴り響いてて、俺たちが「大丈夫?」って聞くと「逆にどう?」って返ってきましたからね。ホント、、、強いです。これで音作りや機材にもう少し関心をもって頂けると私は喜びます(笑)。

4v8 そうなんだよ〜。音作りとか機材の使い方はほとんどyoshiken君頼りです。つい最近も機材の使い方理解してなくて逆に引かれたもん!

ー 4v8さんから見たyoshikenさんはどんな人ですか?

4v8 優しいんですよ。yoshiken君は!昔は少しだけ?ワルい人だったみたいだけど(笑)。今、現在のyoshiken君の人間性を形成したのはギターのお陰だよね?やりたい事を真剣に追求する人に悪い人はいないよ。

yoshiken そう。少しだけ悪かったんですけど、ギターのお陰で更生できました(笑)。

4v8 以前、yoshiken君いい事言ってたのが俺はメタルギタリスト、yoshiken君は真のギタリスト。なんです!解りづらいかな???TRAVEのギターって聴いてしまえば同じジャンルのギタリスト同士に聴こえちゃうかもしれないけど、ホントは違うんだよね。yoshiken君は繊細なんですよ、プレイだけじゃなくて曲作りから音作りまでね。





ー では今後のTRAVE及び個人としての目標を教えて下さい。

4v8 個人としての目標!「曲を作る」!!!!って実は何年も前から言ってるんですけど、、、なかなかね、出来ないんですよ。ホント、音楽の神様が降臨しないんですよねー何年も(笑)。しかしながら今年こそは!カッコイイ曲を持っていけたらなと思います!宜しくお願いします!!

yoshiken まず個人的な目標ですけど、機材のパワーアップをして、より理想に近いサウンドを作る事です。これもう何年も試行錯誤してますけどね、なかなか難しいんですよ(笑)。

TRAVEの目標としては、やっぱりフルアルバムのリリースです。これに向けてずっと楽曲制作してますからね。新曲もどんどん難しくなってきてるので、個々のスキルアップも狙いつつ、より良い、より多くのTRAVEの楽曲を世に届けたいです。アルバムが完成すればまたMV撮影とかツアーとか色々と忙しくなると思いますけど、俺たち自身も完成を楽しみに、気合い入れて進んで行きたいと思います。

皆さんもTRAVEの新作を楽しみにしててください!!


 

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